輝く未来のために
傷ついた本当の自分を取り戻す専門家
自分再発掘アドバイザーのROPHE.∞です。
”少し緩める”
「背筋をしっかりのばして」
これ。社会人になっても言われたことありますか?
疲れていたり、ついだらけてしまうと、スイッチを切り替えるために背筋をピンと伸ばして気持ちを切り替える事がありますが、伸ばした状態を維持し続けるのは正直キツイかと思います。
一見、正しいように見えてそうではない可能性があるのです。
何故なら、端的に言いますと、伸ばした状態というのは身体のどこかに負担がかかっているからです。
長時間同じ状態を維持できないものはそれは正しいといえないと思います。
僕は合気道の稽古の時、姿勢と呼吸を意識して練習をしています。なぜなら力まかせに練習をすると、身体に負担がかかってしまい心が乱れ、技もかかりにくくなるからです。これを続けると身体にも痛みが生じたりします。
なので、適度に緩め、身体全体を連動させて無理なく最大限のパフォーマンスを発揮できるように練習しています。
小さなおじいさんが、大きな人を投げ飛ばして見えるのもこのような日々の鍛錬からきているのだと教わりました。
これは合気道の稽古に限った話ではなく、普段、日常生活の中でも姿勢を意識しているのですが、やはり、背筋をしっかり伸ばすよりも、適度に緩める、脱力してあげる方が身体だけではなく呼吸がしやすくメンタル面も変わってきます。
気になる人は次の超簡単なワークをやってみてください。
椅子に座った状態の方が分かりやすいと思うので
①まず、背中をしっかり伸ばしてみてください
②この時にシャキッとする人もいます。
③次に鼻から大きく息を吸って吐いてみてください。
④次に背中を緩めてください。
⑤もう一度、鼻から大きく息を吸って吐いてみてください。
はい、どうでしたか?
⑤の方が大きく呼吸ができたかと思います。
②のシャキッとさせるために背中を伸ばすのはとてもいい事だと思いますが
この状態を保とうとすると何処かに負担がかかっていると言えます。
では、日常どうすればいいのかと思っておられる方が多いと思いますが
心配しないでください。
一度伸ばして軽く緩めるだけでも効果はあります。そして、背中だけはなく身体の何処かが緊張していたらそこを緩めるようにします。意識しすぎるとかえってしんどくなる場合は
あまり意識しすぎないこと。
何となくでもいいので実践していくと視界が変わって変化に気づきやすくなってきるかと思います。意外なところで新しい発見があるかもしれませんよ
でも疲れて、だらけてしまったら十分休んでくださいね。
そして、身体の声もしっかり聞いてあげて欲しいと思います。
心と身体は密接に関係していますので。
最後までお読みいただきありがとうございます。