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手放すことは本当に必要か?

こんにちは。

まだまだ暑い日が続きますが元気にお過ごしですか?

今年の夏は暑い暑いと毎年のように聞きますが、本当に暑く感じたのは僕だけでしょうか?
体力が落ちたのか、歳を取ったのか今年の夏は結構堪えました(;’∀’)

いつもなら山に登って自転車に乗って、川に行ってとアウトドアを楽しんでいましたが、今年は全然行かず合気道をしたくらいでしたね。省エネモードな夏でした😅

”不必要なものは手放しましょう”なんてことはないです。

「いらないものを手放すと空いたスペースに新しいものが入ってくるよ」
そうやって捨ててしまって後からやっぱり必要になったものってないですか?
 あぁ~捨てなきゃよかった」と思うことって結構あります。

服でもモノでも後からやっぱり必要になって改めて欲しくなったことはないですか?

巷でいう断捨離だの引き寄せの法則だの、不要なものは捨てればそのスペースに新しいものが入ってくるよと、とても聞こえのいいフレーズに流されて実践した人は多いかと思います。

そういう著書も沢山ありますよね。だけどそれによって幸せを感じている人って案外少なかったりします。
理由をあげればなんぼでも出てきますね。揚げ足を取るのは簡単です。
だから、できなかった自分を否定してあの手この手と品を変えられては成功した人が言っているから、人気○○な人が言ってるからと、それが真実みたいになっていること自体がとても恐ろしく感じます。

昔ながらの地主さんのお家にいくと不要と思えるものがいっぱいあります。
金持ち農家さんの玄関や置物は整理整頓できてなくて散らかっているお家も普通にあります。

不要な物を捨てれば新しいものが入ってくるのは一面しかないのです。
新しいものが入ってくるのは否定しません。しかし、それは真実ではないからです。


昔の人は簡単に捨てる事はなかった。

昭和以前の生まれの人の方がピンとくるかもしれませんが、昔の人は直ぐに捨てなかったと思います。

破れた服でも継ぎ接いで着なおしたり、日曜大工で修理したり一つのモノをずっと使い続けました。
さすがに、洋服を継ぎ接いで着るのは今の時代に合わないですが、すぐに捨てたりせず一つのモノを大事に使い続けてきました。

断捨離や引き寄せという言葉が流行ってなくても、今よりモノが豊富でなくてもその時代なりに豊かに暮らしてきたかと思うのです。

そもそも断捨離の意味は不要なものを手放すことや、執着しないなどの意味があるようですが、執着から手放すのが本質であるのらば、そこから新しいものを入れること自体違った方向性になっています。

また、大事なものでも執着しているのであれば、それも捨てていかなければならない事になります。
つまり、執着していれば不要なもの必要なもの関係なく捨てていかなければならないということです。
こっちの方がより本質的ですね。あの世には何も持っていけないですから・・・


では、どうやって新しいモノを取り入れるか
それはただ空間(スペース)を作ること

例えば、部屋の模様替えで家具やベッド、テーブルを移動させたり新しい棚を買って収納すると部屋が広く感じたりスッキリした経験はあるかと思います。
ほんのひと工夫で余裕のある空間(スペース)は作ることができます。

つまり、今の自分に余裕がなくなると、情報をキャッチする受信力が鈍ってきます。
いっぱいいっぱいで整理が出来てない状態です。

心の整理が出来てないということは、いろんな出来事に引っ張られているということです。
しかし、直感で生きている人でも、思考を練りながら生きている人でも目的意思を持つことで周りの情報に流されにくくなります。

 

心の整理が出来たり自分の成長に応じてキャパシティー(器)も広がっていくので、手放すとか手放さないとか関係なくあなたにとって必要なモノは割とあっさり入ってくると思います。


まとめ
不要なものだからといってすぐに捨てる必要はない。
・執着している大事なものも捨てられるのか(出来ないのなら無理に断捨離する必要はない)
・成功者や有名人の言葉を鵜呑みにしない
・空いたスペースを作るのは断捨離と同じ。
・こころの状態をよくする(こころの整理)
・スペースやキャパを広げればあっさり入ってくる。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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